前田裕二講演会〜2019年11月20日〜
エンターテインメントと教育
いつもは「教養」ということで、今は宗教についての教養をブログで書いているラコステンです。(絶対変な人だと思われている...)
しかし!今回はSHOWROOMの前田裕二さんの講演会のレポートについて書いていきます!!👏👏
すべてを書くのではなく、個人的に勉強になった部分を厳選して書きます!
でははりきっていきましょう!!
目次
1考えることについて
まずは、「考える」とについて書いていきます。
ビジネスをすることにおいて、考えつまり「アイデア」ってとても大事ですよね?
特に答えを出すのが当たり前になった現代の社会では、人と違うことに価値が置かれなす。他の人が考えないようなことで勝負することが大切になってくるのです。
世の中には「考えすぎている」人がたくさんいます。
最近ではホリエモンが『多動力』という本を出して話題になっていますよね?
前田さんは考えないで動くのは危険なのでは?ということを言っていました。
ホリエモンはやはり頭が切れる方のようで、他の人が一週間で考えるようなことを何分かで考えてしまうようです。もちろん才能だけでなく、普段の生活でインプットしたことで特有の「勘」が働いているのでしょう。
しかし、一般人はそんな勘はなく、バカがただ動いても結果は出ません。
ただ、見方として「Do」で学ぶことが多いです。動いて失敗する経験を通して人は学びます。そういう見方では、動くことが必要だと言っていました。
また、考えることは仕事をした気になってしまっているといっていました。たしかにそうですよね。「今日は10時間勉強した」「今日は会議を2時間もした」と言っている人がいますが、大事なのは「そこで何が創造されたか」つまり、自分の考えや会社に動きをもたせられたかです。
前田さんは1時間の会議であれば、30分にするなどの工夫を行ていると言っていました。
2教育の問題点
大峰さんとのトークセッションの中で、「一本釣り教育」の問題点をしていました。
一本釣り教育とは...
「一つのことしか見れず、他のことに挑戦しないようなこと」です。
ここではエンターテイメントということで、ダンサーを例にしていました。
例えば、ディズニーランドのダンサーになりたいといっている人がいたとします。夢や目標を持っているのはとても良いことですが、それ以外のダンスを見せることができる機会に目を向けないので損しているのでは?
というような指摘です。
何をするべきか迷っている人は世の中たくさんいます。
ここでの議論は行動をする時の考え方ですね。
ここで前田さんは「好きなことをしろ」といっても好きなことがなかなか見つからない人がたくさんいると言っていました。
大人になっても本当に何がやりたいのかは見つからなかったりしますよね。
そこであまりに見つからない人には「得意なことをする」ことも大事なのでは、と言っていました。得意なことをすると、そこで感謝されたりするはずです。人の役にたっていることが実感できれば結果的に得意なことが好きなことに変わる可能性があるということですね。
ここは本当に勉強になりましたね。
教育においても、「好きなことをやれ」はある種、自己責任という言葉で固めて 人と向き合うことから逃げているのではないかと。最後まで向き合うのであれば、好きなことをどう見つけるかまで対処していかないといけないですよね。
3究極のマイナスを究極のプラスに
前田さんは自身の本で書いていますが、かなりの貧乏だったようですね。
正直今の前田さんを見ていると「貧乏」という言葉は全然似合わないです。(笑)
さて、前田さんは孤児院等で子どもと関わることもあるようです。多くの子どもは親からの虐待を受けている子が多いようです。しかし、前田さんはこのような言葉をかけます。
「マイナスが大きければ、それは工夫をすれば人よりも大きなプラスになる」と。
おもしろかった言葉が「貧乏マッチョ」という言葉です。
前田さんはかなりの貧乏でしたが、その貧乏を力に変えて今の自分が形成されていると話をしていました。
また乙武洋匡さんの話をしていました。乙武さんは『五体不満足』という本を出版しているように、「障がい」という他の人からするとリスクと思われる身体です。
しかし、乙武さんは障がいという他の人からマイナスと思われることをポジティブに捉え、そのことでコメンテーターとして活躍するなど、普通の人では送ることのできない生活をしています。
つまり、自分がマイナスと思っていることほど見方を変えれば大きなプラスのことに変換が可能だということです。
とても勇気の出る話でした。
まとめ
最後のまとめとして、前田さんは今の時代だから挑戦してほしい!!
といっていました。
現代は昔よりもコストをかけずに様々なことに挑戦することができます。
働き方も変化し、自分の将来のことを自分で決めることのできる時代です。
しかし!!その反面、自分で決めることのできない人は損してしまいます。
いままでのように会社に決められたような人生、女性という理由で挑戦できなかった人生などという生き方は、ある意味では「考えなくても良い」という見方ができるかもしれません。
挑戦できる時代だから挑戦しよう!!そのために自分のため、生きるための情報をタイムリーにキャッチしよう!
と言われているようでした。
前田さんの世界観に触れることができ、私自身勇気をもらえる話でした。
本当にありがとうございました。
みなさんにも前田さんの言葉がきっかけで変わるきっかけになれば良いと考え、今回はレポートしました。
今後ともよろしくお願いいたします。